満足度★★★★
[AZZURO]演出の妙あり
いくつもの劇団が何度も上演する「楽屋」。それだけに、演出や舞台美術の妙が大切だろう。自分も何度か観ているが、本公演は面白かった。他の公演では、役者の表情・仕草で心に渦巻く苦悩などを描いていたが、今作は、舞台を乱すことで直接的な表現になっていた。その点では、新鮮味を感じた。
一方、終演後、カップルで来ていた男性が最後まで「楽屋」の「女優」の正体がわからなかったと…。この戯曲の重要な部分が理解出来なかったようだ。
自分が初めて「楽屋」を観た時、最後には納得出来た。そう思うと、いかにこの芝居の面白さを伝えるか、改めて難しいなと思った。
なお、演技は迫力があり、熱演されていたことに好感を持った。
2014/04/24 19:34
2014/04/24 18:08
2014/04/24 12:50
御来場、ありがとうございました。
感想を丁寧に書いて頂き、また身の引き締まる思いです。
アクト青山らしい「楽屋」を、少しでも感じて頂けたなら幸いです。ありがとうございました!