あやかし相談承りマス。 萬屋ツジモリ 公演情報 劇団ひまわり 第49期研究科「あやかし相談承りマス。 萬屋ツジモリ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演劇界で 再び顔を拝みたいキャスト陣








    『あやかし相談承りマス 萬屋ツジモリ』であるが、一年近く前、『劇団だるま座』版を下北沢・劇小劇場にて観劇している。
    その空間が爆笑に溢れていたことを重ねながら『劇団ひまわり』版も観劇した。



    『劇団ひまわり』は子役のイメージが強く、映画作品クレジットの「協力」に掲載される数は業界随一だろう。


    ところが、研修生修了公演に出演するキャスト陣は20歳に満たない若手であり、子役の実習公演とは全く違うアクターだった。



    妖怪たち は派手な衣装を身に付け、「呪術」も発揮できるから、その分、存在感は確かである。
    そうした妖怪コミュニティに冴えない主人公・○が「埋没」する様子は むしろ確信犯だろう。



    パンフレットを読んだところ、ある講師が一年間を総評し、「それなり」を猛省するようコメントしていた。
    「外に出たら ひまわり のようにはいかない」
    「後半になるにつれ男性が減った」

    という、他の講師陣のコメントも載せられれていた。


    だから、そのパンフレットを読破した観客からすれば、「研修生修了公演、大丈夫かな?」である。

    しかし、そうした「一抹」も払拭するアクターだったと私は思う。




    ネタバレBOX

    「それなりに」を感じたのは○だ。

    学生時代、失恋によるショックで部屋の壁を破壊したらしい。その手段こそ「空手」であった。

    コメディ・アクトだとすると、後味が悪い、身体だけのポーズでしかなかった。

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    2014/04/05 21:57

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