江戸系 諏訪御寮 公演情報 あやめ十八番「江戸系 諏訪御寮」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    綺麗で純粋な優しさ
    序盤に架空の昔話を配し伏線を走らせて回収していくストーリー。舞台となる現代での出来事が絡んでの多重構造で、陰鬱な設定と切ない恋物語が絡まって終盤泣かされた。堀越涼の世界感には綺麗で純粋な優しさを感じる。

    ネタバレBOX

    後半に展開される諏訪伝説のくだりは、それはもう複雑。今まで眼前で展開されていた現代でのストーリーと混ざって理解が追い付かなくなりそうだった。最後の伏線回収に必要なのだろうがその前に脱落しそう。

    金子侑加が大変にいい雰囲気。キャスト表見てたのに最初分からなかった。序盤から終盤までその存在感と美しさが増すばかりで最後の伏線回収でいろいろ納得。静謐な様がハマっていた。印象刷新。

    堀越涼の所作が素晴らしい。で、最近どっかでこの雰囲気体感してると思って、出てきた答えが「柿喰う客『世迷言』での篠井英介」そらそうだなと。鬼は出てくるし、花組芝居だし、女形だし、中屋敷だし。妙につながっているなと一人納得。

    劇中の音響が全部生演奏というのは楽園レベルならありかも。ムラ出やすいので、狭くないと。とはいえ、席によって全然違うのかも。一番遠い方だったし。なお、劇中歌はやっぱり合わない。工夫はしていたけど。但し「ガラスの十代」は吹いた。

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    2014/03/16 11:16

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