満足度★★
130分の勝負
ちょっと長く感じました、ってか実際長かったし。
主役級のメンバーが台詞が聞き取れないのがまず残念。しょっぱなから何か見る気が失せました。その点、各シーンの脇役のメンバーはしっかりしている印象。その結果本筋が何なのかよくわからなくなってしまいました。
あとは美術とか照明とかが稚拙で、基本的に顔は暗いし、セットチェンジの意味合いも感じないし、袖の役者の動きは気になるし・・・そういった意味では初心者か!?って思いました。
このような舞台の場合はもっと登場人物にスポットライトを浴びさせるような集中力を切らさないような演出がよいと思います。
2014/03/15 20:29
この度は演劇ユニット「クロ・クロ」第6回公演「絵空ノート」にご来場いただき誠にありがとうございました。
演劇ユニット「クロ・クロ」主宰の千頭和と申します。
役者の滑舌、スタッフワークの面で見づらい要素が多々あり、ご不便をおかけし大変申し訳ありませんでした。今回の公演では課題点が多くあり、一つ一つ課題を見直し、次回以降の公演に活かして参ります。
音楽が生演奏である意味は、今回は大きく打ち出せなかったと反省しております。
「役者と奏者がそお互いの表現を相互作用させ、そのとき、その場所でしかできない表現を作る」というコンセプトで毎回生演奏を入れています。部分的には成功しているとも思っているのですが、全体として見たときに、せんだいさまのご指摘の通り「本当に必要なのか」という疑問が生じる感は否めません。
演奏2人はユニットのメンバーであるため、これから彼らとさらに対話を重ね、より意味を持って空間に存在できるよう、精進させていただきます。
次回以降もしご来場いただける機会がございましたら、そのときには今回以上に完成度の高い作品をご覧頂けるよう、これからも努力を続けて参ります。
これからも演劇ユニット「クロ・クロ」をよろしくお願い致します。
演劇ユニット「クロ・クロ」主宰 千頭和直輝