くろねこちゃんとベージュねこちゃん 公演情報 ENBUゼミナール「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    初日観劇
    (やっぱりこの『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』って作品、嫌ーなところも含めてかなり好きだなあ、とか改めて思いつつ)

    ダルカラでの初演が相当面白かったんで、最初のほうは「ここ、こうやんのかー」とか「へーそうするのかー」とかいろいろ比べたりしながら観てたけども、途中からそういうこと忘れてすっかり見入っちゃってた。
    シロートからすると、前回のENBUゼミ谷クラス『図書館に~』に比べて格段に「難しいんじゃないの?」って思っちゃうような脚本を、ここまで生き生きと生々しく立ち上げちゃってた役者の卵たちは、結構GJだなと。

    作品の印象はダルカラの時とはまた違った感じで、こっちもこっちで結構好き。
    特によし子役の西堀さんとくろねこベージュねこコンビのあのトリオ感、初演の「怪物と手下二匹」感とはまた違った面白さが。事前にキャストの男女比見て「あー大原さんがやってた役、女優さんがやるのかー、大丈夫かなあー」とか思ってたんだけども、無駄な心配だったみたいですね。

    まあそうは言ってもやっぱり、素人目に見てて一人ひとり役者はまだまだだなあ、とかは確かに思った。必要以上に手が芝居芝居しちゃってるのとか「力入りすぎなんでねーの?」って思っちゃったり。

    でも一方で、演劇ってそういう「上手い」「下手」じゃなくて「ちゃんとそう成立してるか否か」なのかも、とか改めて思わされた感も。
    キャラクターの中で起こってるコトとか、その関係の中で蠢いてるモノとか、そういうのがちゃんと舞台上で「成立」してる、そんな瞬間がコンボで来るとやっぱりなんつーかこう、「アガる」なあ、と。

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    2014/03/04 23:41

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