期待度♪♪♪♪♪
「全員20代」の躍動感で送る、新しい『ヴェニスの商人』
キャスト陣は全員20代だという。
別所実・作品など「誰もが知ってる戯曲」に挑んできたのが『演劇集団若人』だ。
「本物の芝居」を追い求めたい一心だった。
今回、挑む「演劇の父」ことシェイクスピアは、「英語」という一つのコミュニケーション・ツールを発展させたことでも知られる人物だ。
数ある戯曲のなかから、なぜ喜劇性の高い この名作『ヴェニスの商人』を上演化するに至ったのか。
それは、劇団名にも記されているとおり、『若人』ならではの躍動感を、最も表現しえる戯曲だったからではないか。(フレッシュさは10代の特権)
彼らは3つのキーワードを提示している。
「箱選び」
「人肉裁判」
「駆け落ち」
どのようなテンポで進み、私達を「近寄りがたい」笑いの世界へ誘うのか、必見である。
2014/02/15 23:35