嗚呼素晴らしきサラリー人生 公演情報 東京サムライガンズ「嗚呼素晴らしきサラリー人生」の観てきた!クチコミとコメント

  • 本番を一時中断させた180cm超「榊原仁」の「B級ミス」






    ―こんなこと、前代未聞―


    遭遇した男性客(後方座席)は「これも演技なんじゃ…」と絶句。



    そのミスは開演直前に起こった。


    主演・船原孝路がかかるべき“ドッキリ”のトラップを、暗転中に共演・榊原仁が踏んでしまったのだ。


    「初日だからね…もう一回やろう!もう一回」



    作・演出を務めた主宰の加藤隼平は、何もなかったかのように始まった本番を中断せざるをえなかった。




    舞台通M氏が語る。


    「そのまま無視することもできたハプニング。本番を中断してまで“笑い”を取りにいく攻撃性ですよ」


    失踪した広告代理店社長のバカ息子(アメリカ在住)が、ある日突然、社長に就任しなければならなくなった設定。


    「前半は『社会人養成講座』だった。“通勤の方法”“名刺の渡し方”をバカ息子に解説する手法だが、観客も教えられているようで恥ずかしい」


    加藤隼平にはサラリーマン経験がない。


    通常、未経験の社会人はサラリーマンに対し漠然とした「コンプレックス」を抱えている。



    前半の『社会人養成講座』も、加藤の“サラリーマン・コンプレックス”が響いた結果なのだろうか。



    「後半になるにつれ、ボルテージは上がってきた。全体として話の筋もいい。映像・音楽の演出がエンタメ性を高めた」と、評価したいポイントも。




    終演後「大変、申し訳ありませんでした」と謝った榊原仁。


    これも『社会人養成講座』で習得した技らしい。




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    2014/02/15 01:41

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