30才になった少年A 公演情報 Sun-mallstudio produce「30才になった少年A」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    演出の面白さ
    舞台が大きくなるとああなるのかということは、逆に言うと、舞台が小さくなるとああなるのかということでもあります。

    ネタバレBOX

    初演は2階の個室だけ、今回は商店街に面した1階事務所・作業場と2階個室。人の出入りがあります。

    元保護司が元中学校の先生に変わっていて、それ故に事件を目撃していた当事者として関わることになった点が一番大きな変更箇所かなと思います。

    先生も、口喧嘩していた二人を見掛けていたのに止めなかったことで自分を責めていました。そして、30歳になった少年Aを見掛けると、どうしても声をかけてしまい、それが元で少年Aの正体がバレてしまうという悪循環に陥ります。

    初演では登場人物の誰かが正体をバラしたのかと思ったりもしましたが、今回登場人物が増えたことで、出入り業者とか商店街の人達とか噂が広まる要因に幅ができて良かったのですが、要らない人も増えました。通信制高校の先生の場は少しダレました。

    新聞販売店の店長も、中学の先輩として頼りにされれば断り切れません。弁護士と接見中に逃走した男をスクーターに乗せた知り合いだって、いきなり出会って頼まれたら、ヤバい奴だしそうしてしまったのは仕方のないことのように思えます。災難です。

    店長と少年Aのそもそもの関係については初演の理由は省かれていました。少年Aは別に凶暴な少年でもなかったわけですし、これでいいと思いました。

    違う土地で過去を隠して生きるのが正解か、地元に戻って、バレても仕事を探し続けるのが正解か良く分かりませんが、店長は根性が座っています。少年Aはカミングアウトして、徐々に地域に馴染んでいくことになるのでしょう。

    そもそも、先生も目撃していたのなら、あれは殺人ではなく傷害致死、もしくは事故ということを当時から証言しなくてはいけません。どついたぐらいで欄干を越えて落ちてしまうような欄干の高さにも問題があります。

    ではありますが、元先生役の吉水恭子さんが殊の他熱く、熱演でした。

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    2014/01/11 09:17

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