若い表現方法で完成された漫才コンビ
「漫才の、ツッコミとボケを、完成された形で舞台へ応用しているように感じる」
「(一部)ミュージカル形式には疑問だ。なぜなら、彼らの歌唱力は、それを耐えうる基礎が存在しなかったからだ。ただし、ミュージカルを、ディフォルメする意志があったなら、全く違う印象を持ったはずである」
「若手劇団内部の潜在的な不安定さ を見事に捉えた舞台。公会堂は演劇ホールとしてはふさわしくないが、リハーサル室にシチュエーションを得た結果、これ以上ない〈空間〉だった」
「この女探偵は何者なのか?おそらく、どんなギャグ漫画を舞台化しても、この “服の上からブラジャーを着けた女性”を観ることはできないだろう」
「一度ハマった人間は抜け出せない。私も、あと少しで落ちるところだった」