仮名手本忠臣蔵 公演情報 遊戯空間「仮名手本忠臣蔵」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    花は桜木、人は武士
    少なくとも台詞を忠実にやってくれたお陰で、十段目を知ることができたのが一番嬉しかったです。

    ネタバレBOX

    黒い洋服姿の役者さんたちが、各段毎に立ち位置を決めてのリーディング。身体は動かすことはあっても本を持っている手は基本動かしません。立ち位置の移動もさほどありません。

    ですから、切りつけたり鉄砲で撃ったりの動作や、切った人と切られた人、それを止めた人の位置関係が分かりづらいという面はありました。しかし、そんなことを言い出すと10分の休憩を入れて2時間20分では収まりませんから仕方ないですね。

    十段目、天河屋の段、武器を調達しただろうと責めた役人たちは実は大星の仲間で、信用できる男か試したのでした。子供を殺されそうになっても耐えた天河屋義平は男でござるということで、討入の合言葉が天と河になりました。

    十一段目は、黒い服に首に白い布を掛けて登場。それだけで如何にも討入の装束のように見えました。そして高師直だけは白い洋服でした。

    ああ、十段目だけ歌舞伎で観ていないのが悔やまれます。一度観てみたいと改めて思いました。

    0

    2013/12/22 10:03

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大