時々は、水辺の家で 公演情報 monophonic orchestra「時々は、水辺の家で」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    朗読劇という形式と内容が見事に和合!
     絵にたとえるなら淡い水彩画のごとき静謐なストーリーに朗読劇という簡素なスタイルがよく合っていた。
     人間の機微を描く劇には必須の笑いもいいバランス、いいタイミングでちりばめられ、しかも作り手のユーモアセンスがいいのかスベっていない。
     少し前から応援している主役の川田智美さんがその顔立ちゆえ振られがちな少女役でなく繊細な演技で大人の女を演じているのも新鮮で何より。
     スタイルと内容が噛み合った良作。
     観た誰もが微笑を浮かべて劇場を去れるような、こぢんまりとはしているけれどそれだけに愛おしくなってくる、そんな一作でした。

    ネタバレBOX

     水辺の家に住みついている画家たちの交わす美術ウンチクトークの奥深さにびっくり! 一夜漬けでこれだけの知識が身につくはずもないので、作・演出の須貝さんはよほどの美術通なのだろう。

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    2013/12/17 03:24

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