満足度★★★★
圧倒的肌色!!
「とにかく脱ぐ集団だ」
と、前情報をたくさんもらっていて、
「何が起きてもいいように…」と心の準備をし、
半ば怖いもの見たさで観に行きましたが…
蓋を開けてみればなんたる清々しさか!
男たち(ミサイル)の姿は最初はインパクト!
そして劇終盤になるに連れて目が馴染んでくると
一種の芸術作品のような神々しさを帯びてくるから不思議です、
ギリシャ彫刻が舞台装置をしている!?
と、錯覚するような演出にも注目です!
劇中の小ネタの一つ一つもメタなネタが多いのですが
真っ向から笑わせに来ていて気持ち良く笑わせられます。
しかもそれでいてしっかり「リア王」をしているのが一番驚きな点なのかもしれません。
セリフ、殺陣、シーンにアドリブが多く荒削りで、
スタッフの人手不足感も否めませんが、
そのアナログ感、オーダーメイド感に自分は惹きつけられました。
「演劇」に関するイメージを一新させてくれるような作品です。
あまり普段演劇を観ない人こそ誘ってあげたくなる作品でした!