ショーシャンクの空に 公演情報 フジテレビジョン「ショーシャンクの空に」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    2日目観劇
    観劇中、地震に遭遇するも客席がややざわつく程度、そんなのをモノともせず、舞台は粛々と進みました。

    「希望はいいものだよ。多分最高のものだ。いいものは決して滅びない。」
    映画も原作も未見。
    S・キングらしい暴力や性描写はあるものの、その中から出てくる一縷の希望と信念と友情、映画のような青空風景の姿に、幻想>現実、なハッピーエンドと自己解釈。
    アメリカンジョーク等は場数こなしてくるともっと面白く感じたかも。舞台上の刑務所の造りは面白い構造と仕掛けになっていたけど、あまり地獄観は感じなかったな。
    役者さん、主役の2人はもちろん言うまでもなく良。憎たらしいけど憎めない所長と狂言回し的存在の警務主任、ブルックス、ピンナップガール由美子ねーさんが印象に残った。

    ネタバレBOX

    レッドが語り部としてアンディという男について触れる構成はわかりやすい。そのレッドが書き記して聞こえてくる筆記音、年代が進むにつれ、それが次第にアンディが脱獄用の穴掘りの音に変化してしまう展開も面白かった。人目を気にしながら作る脱獄用の穴のサイズはやっぱり、あれくらいの大きさだよね、と納得。
    長い年月の収監生活からくる絶望、怒り、気力は有る時、全てのものを昇華させて希望という表情になって受け入れられた姿に、なんか良い舞台見たなーと感じた。ただ、最後の青空はいかにも「絵」って感じだったので、そこだけは舞台だなーと現実に引き戻されたw。

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    2013/11/08 01:13

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