鮮やかな食卓 公演情報 角角ストロガのフ「鮮やかな食卓」の観てきた!クチコミとコメント

  • 「かくかく」と読みます。
    これがやりたかったんだろうなというのがたまに点として見えるものの、その間にあるべき線が見えなかった。役者に段取りだけ付いていて感情の芽生えや流れがなかった感じがして、誰が何をするのを追うべき内容なのかが分からなかった。そんな中、初めてお姿を目にした役者・曽雌康晴さんが結構いい仕事をしていた様に思います。辻沢綾香さんも。後半は彼女あってこそでしたね。羽里早紀子さんは可愛かったから好き。

    ネタバレBOX

    大楽なのに客席の反応が微妙で、途中から観疲れた雰囲気が醸し出されていたのが残念。二つの物語と、あの二人に関する結末がまず当初の構想にあったのかな。けれど各々の物語はディテールだけおぼろげに考えていて、後から内容を埋めていったのではなかろうか?という印象。テツヤが従順人形を大切にするって部分だけは先んじて思い描いていたのだろうけど、そうなるフラグが立っていなかった。経緯なく心情がいきなり表れた様に感じられました。根津さん演じる耳鼻科医の耳フェチ話をもっとどうしようもなく変態的にしたらそれだけで結構面白いのが一本作れた気もする。
    角田ルミさんのお姿はこれまで見た事がなかったのですが、役者として出演していたのを見てすぐに「あ、この人がそうだな」と分かりました。彼女だけ自由に演じている様に見えたので。初めての作・演出らしいのでちゃんと公演を迎えてそして終えられた事を労う気持ちも沸くのですが、次回にまた今回と同じ程度の出来ならもう観る気はないというのが本音。
    あ、伊達巻が牛乳に合うというのには賛同します。でも劇中で飲んでたアレはカルピスウォーターか何か別の物だった?

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    2008/06/08 23:10

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