脚本に検討の余地がある主人公をはじめ登場人物がやたらに悩んだりしているのだが、冒頭からいきなり悩んでいる姿を見せられてもあまり共感出来ない。もう少し脚本の構成をしっかり考える必要があると思う。役者さんは何人か魅力的な人がいた。私が良いと思ったのは探偵助手役の松浦綾さんと北村由紀(夏目恭子)役の土肥真夕菜さん。松浦さんは細かい仕草がしっかりしていて面白い。もっと見たい役者さんだったのに出番があまり多くなかったのが残念。土肥さんは演技自体は若干物足りないが、佇まいが美しい。他の登場人物に対する反応が少し弱いので、そこは今後の課題だと思う。
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2013/10/25 19:16
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