圧倒的な短さで編む大河ドラマ手塚治虫氏の『火の○』に劣らない、壮大な物語を造ってしまった。ツッコミの炸裂する「笑い」が暗転を効果的に生かしてリピートし、全編で いつの時代も変わらない「愛」を映す。身分だとか、社会的なモラルだとか、男だ女だという性差だとか、人種だとか…。生涯5人の人間を愛した、1800年代生まれ の男爵には、時代ごとで愛すべき対象との大きな障壁があった。
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2013/10/10 00:12
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