満足度★★★★
すこしちがう風景。「道」をテーマとし、人物たちは道を流れていく。観劇者はさながら定点観測者だ。禅問答のような繰り返しや明かされぬ謎の数々。観劇者はきっとそこにある道ではなく、どこかの道を想起するかもしれない。それは、想像力に満ち溢れた1時間だ。劇場に入る前と出た後で、景色の見え方が違ったりするタイプの演劇。それは小さくて、しかしながら、確かな価値であるだろう。
ネタバレBOX
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2008/06/02 01:33
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