真田十勇士 公演情報 TBS「真田十勇士」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    最高の高揚感で楽日を満喫
    台風の中、半年以上も心待ちした舞台故、何も躊躇せず、行ってまいりました。

    神のご加護か、往復とも雨には降られず。

    キャストも、装置も、見せ方も素晴らしく、大満足!!

    台風だと言うのに、満場の客席からは、何度も本気のスタンディングコールが…。

    何人か、知らない役者さんもいらしたので、クオリテイを心配したりもしたのですが、全くの杞憂で、私の認識不足でした。特に、倉科カナさんの2変化振りには感服しました。

    十勇士それぞれを同じ配分で描くことはせず、必要最小限の登場人物に絞ったのも賢明でした。

    馬木也さんファンとしては、十勇士にキャスティングされたら尚嬉しかったのですが…。

    それにしても、猿飛佐助の命名理由の説明には、ある意味、驚き!
    とてもまことしやかで、信じてしまいそうですが、作り話ですよね?

    ネタバレBOX

    とてもスタイリッシュな見せ方でした。

    十勇士それぞれに、同じ配分で焦点を当てるのでもなく、彼らと幸村の出会いなどに言及することなく、光を当てる登場人物を絞ったことで、ストーリーが散漫になりませんでした。それでいて、殺陣などのシーンは、幸村も含めた10人や、大野兄弟などにも、均一に各人の見せ場をきっちりと作り、男優さん、役者冥利に尽きるだろうなというおいしい場面が全員に用意されているのが、観ていても大変気分爽快でした。

    家康に時代劇の重鎮里見さんを配したのも成功の要因です。真田十勇士が主役だと、普通の舞台では、家康は、年配の俳優さんならいいかなんて、間に合わせ的な配役の場合もありますが、今回の舞台、役者さんが全員適任者揃い踏みでした。こういう機目細やかな配役が、舞台を重厚なものにしたと思います。

    若い俳優さんが多かったので、殺陣の出来栄えも不安でしたが、皆さん、身のこなしも鮮やかで、感心しました。

    「半沢直樹」ばりに、うまく観客騙しをやってのけたり、脚本と演出も、熟練の技。

    中島脚本を、宮田さんが演出されたことで、いつもの新感線のようなおふざけシーンや、「シャキーン」という効果音が多用されないのも、じっくり落ち着いてストーリーを堪能できた一因だったかもしれません。

    上川さん、馬木也さん、葛山さん、松田さん等、声音がしっかりされている役者さんが多いことも、舞台に箔をつけました。

    装置も、工夫が凝らされ、あれだけで、それぞれのシーンに使い回す技術には圧倒されました。

    わけあって、十勇士ではなく、9勇士が次々と倒れ、その姿にスポットが当たり、最後に、幸村が、中島みゆきさんの迫力ある歌声の中で、絶命する様は、本当に、目に美しく、演劇のマジックを堪能させて頂きました。
    彼らが、舞台に倒れたままで、幕を閉めるのではなく、その後の世の中の解説者として、彼らが復活したのも、ファンには嬉しい心遣いでした。

    DVDが発売されるそうですので、楽しみに待つことに致します。

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    2013/09/16 23:43

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