満足度★★★★★
まるでジャズのような観客の反応を見ながら、呼吸を合わせるように芝居が演じられていた。その絶妙の間(ま)。緊張と緩和。次に何が起こるか、どこに行ってしまうのか、不安と興奮の中で、この舞台に釘づけになった。まさに、いま・この場で劇が創り出されているのだと感じた。「芝居は生もの、同じ公演でも上演する回ごとに違ったものになる」という意見はよく聞くが、この作品ほど、そのことを痛感した作品はない。素晴らしかった。
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2013/09/15 16:46
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