満足度★★★
独特の世界観があるのだが表現が…
非常に分かりづらい。「知りやがれ」と言うならもう少し分かり易く表現してほしいと思ったものだ。作家の頭の中には緻密で完璧な劇世界が構築されていて、役者もそれを忠実かつ巧みに表現しているんだろうなあ、とは思うのだが。
私には現実の事件の凄惨さを物語る内容ばかりが引っかかってしまい、(あの事件によって制度が大幅に改正された経緯は理解できたのだが。)本来作家が伝えたかったであろう部分がモヤモヤしたままで終わってしまった。
ただ一つ、ラスト近く、老女が死ぬことについて、「怒りのない世界に行けることに喜びを感じる。」(うろ覚えだが確かそんな趣旨のセリフ)と話したのが印象的だった。
2013/09/04 13:30
そうでしたか…わかりづらかったですか。
面白いほどに賛否両論です。
100人ご覧いただいて100人に頷かせる必要はないと
思いますが唸らせる作品創りを続けて参りたいと
思っております。
確かに、なにもひねりなくドストレートに表現しても
また別の見え方見せ方が産まれるでしょうね!
コメント感謝します。
ナイスコンプレックス劇団員