満漢全席。
最後までぎっしり詰まった、舞台でした。
いわゆる法廷モノ、コートドラマ、というのとは全く違う、
現実に起こった事件をもとに、法律って、法廷って、裁判って、本当のことって何かを考える舞台。
正直、一度「見た」だけでは消化しきれません。
2度、3度繰り返し「観て」もきっと、消化不良だったと思います。
リピート観劇の分のチケット代でノーカット版の台本を買わせていただいて、
活字で読んでみて初めて、観劇中に引っ掛かっていた、
「音」だけじゃわからなかったたくさんの「掛詞」に気付きました。
これ、体裁整えて、本として出版してください。
余計なものをそぎ落とした、シンプルな舞台装置に、
出演されている役者のみなさんの、隅々までいきわたった演技。
もし再演があるのなら、私の大事な人たちには、
万難を排してでも観に行っていただきたい演目です。
2013/09/03 03:13
そして、ご挨拶が大変遅くなりました事をお詫び致します。
台本(活字)で分かるたくさんの「掛詞」面白かったでしょう。
それに気付けると、更にこの作品を楽しめるんですよね!!
ミリが岐路(キロ)になったり、おかしいのは君の方(法)だったり・・・
遠方からのご来場に感謝です。
ナイスコンプレックス 劇団員