満足度★★
うーん・・・
この演出、この脚本、最近の野田秀樹作品とか好きなんだろうなあ・・・。
リスペクトもいいけど(実際オマージュとしての完成度は高かったんじゃないかと)、やるんだったらもうちょっとちゃんと「核」の部分も感じさせてほしかった、っていうかなんていうか。
社会への目線がありきたりな小劇場チックなものの域を出てないのは、作家本人が自分の目で「この世界」をどう見極めたのか、どこまで見極めたのかっていう、そこら辺に「甘さ」があったんじゃないか、とか。
「大衆」に対してそんなに不信感持ってるのに、「人間」にはそこまで幻想持てちゃうんだなあ、とか。
そういうこと思っちゃって、ちょっと引いて観ちゃったなあ。
あとああいう演劇的な「嘘」は、もっと繊細に、もっと大胆に、もっと執拗に、もっと臆病に吐いてほしいなあとか思っちゃったり。
役者のアンサンブルとか、照明、美術はハイクオリティだなあ、って思った。
2013/07/13 01:57
もっともっといい作品を作っていけるよう、がんばります!!
これからもよろしくお願いします!!
主宰/馬渕