イメルダ 公演情報 赤信号劇団「イメルダ」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    本多劇場の方で観ました
    ※実際の公演期間は1995年7月18日(火)〜27日(木)です。こりっちさんでは1999年以前の公演情報は登録できないので現在できる一番古い日付にしました。

    ネタバレBOX

    で、実際観たのは1995年7月22日。後にも先にも公演の当日パンフに作者からの「お詫び」の紙が挟んであった芝居はこれだけだった。
    代議士のパーティーが行われる予定のホテルの一室で、秘書たちは余興の練習に大忙し・・・・という始まり。ところで、チラシには「とあるホテルの一室で腹上死した市会議員の若い愛人イメルダに振り回される四人の議員秘書たち。彼らは果たして無事に死体を運び出すことができるのか。ご期待ください」とある。
    お詫びの紙には三谷氏から当初予定していたストーリーとは全くかけ離れた作品になってしまったことへの謝罪が載せられていた。まぁ最初にチラシにあらすじ書いちゃってるからねぇ。しかし、「イメルダ」という芝居に最後までイメルダという登場人物が出てこないなんてある意味画期的!←褒めたつもり。三谷氏曰く、「今日お送りする作品にとって、もっとも相応しいタイトルは、”踊らん哉”です。」とのこと。アステアかい!と心の中で突っ込みながら観ました。
    秘書たちが余興の踊りを練習するもののなかなか出来ないダメっぷりが良かったです。個人的にはエレベーターの「閉じる」ボタンを全国的に廃止したらどうかという話をしながら小林さん(だったかな?)が入ってきたシーンで心掴まれました。
    当日パンフには演出の渡辺えり子さんから「三谷さんへ まるで悪夢です〜」というご挨拶が。本番10日前になっても台本が約半分しか出来てない、と聞くとそりゃ無理もないかと思う。しかし、そんな状況だったにも関わらず、とてもおもしろかったです。

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    2013/07/11 09:38

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