満足度★★★
今回は春風亭昇太さんに座布団一枚。いや二、三枚!
三宅裕司座長の軽演劇団「熱海五郎一座」公演。
誰にでもわかる笑い、台本に沿った作りこまれた喜劇を演じ続ける劇団なので笑いもベタです。
おなじみのメンバーに今回のゲストは、浅野ゆう子さん。
三宅さんが村長である、過疎化が進んで老人しかいない超僻地の村に、考古学者の浅野さんと渡辺リーダーが訪れる。
村に伝わる芝居で村おこしをするというのだったが、実は、裏にはとんでもない企みが隠されていた!
登場人物は、浅野さん、渡辺リーダー以外はほぼ老人ばかり。
高齢化と過疎化問題を扱った・・・というような重さはみじんもなく、良く考えるとそれすら吹き飛ばすようなブラックな展開。
それでも、お話はいつものように進む。
これを誰でも親しめる偉大なるマンネリととらえて楽しめるかどうか、評価が分かれるところ。
その中では、春風亭昇太さんの劇中ネタというか小話というか、これがいつになく面白かった!