満足度★★★★
シスター今日子のキャラが本作は小説、映画は何度も観たが、お芝居で観るのは以前高野愛さんの演じたもの以来、二度目である。今回は期待の新人、稲垣の本公演デビュー作となるが、個人的にはシスター今日子のキャラが軽すぎるのが気になった。仮にもシスターであるからには、もっと堅いイメージが必要だったのではないか。その点、映画の志穂美悦子はシスターを演じ切っていた。堅い真面目でウブなお嬢様だからこそ、悔い改めたい奴はさっさと十字を切りやがれの台詞が活きてくるのだ。その点を除けば、公演としては申し分のないものであった。特に大石の演技が眼を引いた。
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2013/07/06 16:25
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