『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』 公演情報 アマヤドリ「『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題747(13-173)
    19:00の回(曇)。迷っている間に予約が締め切られてしまったので当日券で。1時間前、受付をお願いすると「見切り席か、立ち見の場合あり」という説明…に怯むわけにはいかず、ほとんど無意識に「はい、大丈夫です」、18:50から入場なので時間を持て余す。時間になり案内に従って下のフロアへ、幸い普通の席に座ることができました。L字の客席配置、「|」がメインの客席で、ミニ椅子1と普通の椅子2、上手側に2列。冷んやりしたフロア、やや暗め。出入りは3ケ所。中央に鉄製でしょうか(カフェの戸外にありそうな)丸いテーブルと椅子2脚(花模様)、上手の天井に鳥籠(鳥は不在)。19:01前説(90分)、19:05開演〜20:43終演。台本を購入。「フリル」以来の3作目です。(今回はスタッフでしたが)田中さんは「バタフライ」をみに行きました。

    日本ではない「どこかの国」、長い戦争が終わった『カルタゴ』という港町にあるガソリンスタンド「カルタゴ・ノヴァ」でのお話。4月の「踊れ場」版は未見。右手さんは「露出狂(2010/5)」「コロブチカ2 (2011/6)」以来。

    追い詰め、追い詰められ、表はどちらなのか。セリフ、間合い、カラダの動き、感情の揺れ、「撃滅不能部隊が迫る」(にしてはどこか長閑)なかでの心理戦。それを(文字通り陰で支える)照明…両手を駆使して切り替えと調整。最終日の公演でしたが来てよかったです。

    ネタバレBOX

    終盤、「エレファント」という存在が浮かび上がってきますが、ウィキペディアをみると「エレファント(映画)」の項が面白かったです。

    これは「レプリカント」みたいな存在でしょうか、戦闘用では(機能的に)なさそうだし(ターミネーターみたいのだったらあり)、お手伝い用…ではないだろうし、極端な人口減少でもない。

    オセロで一気にひっくり返ったような面白さでした。

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    2013/07/01 11:23

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