満足度★★★★
ロロ「ミーツ」観ました
「20年安泰。」で初めて観てから2年…やっと本公演を観ました。あの中でも、私にとってはかなり特異な演目でした。
子供や大人、様々な妄想の交錯。夢の中のような掴み処のなさ。
としか、言いようがない…
やはり、パーツひとつ一つは単純に楽しめるけど、全体を統合して解釈するのが難しい(考え過ぎ?)。私の中で、ロロを観て語る文脈がいまだ欠けているらしい…(名古屋・B級遊撃隊や演劇組織KIMYOに対しても言える) 素直に観れば分かるもののかしらん…
クローゼットの使い方がいい。障害物、隠れ家、高い場所。
着ぐるみも、一発で非現実的な存在と分かっていい。
関係性、間、場の変化など随所に目を見張るところあり。何気なく古典的所作をさらっと出したりと、懐が深い(昼に観た木ノ下歌舞伎を彷彿とさせる)。
今回も分からない事は多かったけれど、機会があればまた観てみたいものです。(範宙遊泳みたいに、名古屋公演やらないかなー)