あかいくらやみ~天狗党幻譚~ 公演情報 阿佐ヶ谷スパイダース「あかいくらやみ~天狗党幻譚~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    長塚流のアングラ舞台という印象
    これまで幕末の歴史事件関連はあまり好みではないので敬遠していた。約150年程前の出来事だが、個人的に先祖が関わった事はない。
    一連のベストセラー小説やテレビドラマ(つっても、大河ドラマの新選組!位だが)の予備知識程度で観た今作品。原作本は未読。

    真っ暗闇の中で見続けた舞台、なんか歌舞伎作品としてアレンジして見ても良いような出来映えだった。
    舞台上は廻る盆舞台、2階席正面から見たが、1階席の近くで見ると人間関係が複雑に見えて余計混乱するかも。
    暗闇に映える天狗の赤い姿が印象的。
    天狗熱(意味違うけど)にかかったかのような休憩なしの約2時間30分。

    ネタバレBOX

    時代は太平洋戦争中の若い夫婦の会話から始まるが、そこから江戸から明治への変革期、同じ日本人同士の争い事の討幕運動が活発化している時代に登場人物と共に話が移る。
    その当時の、京へ戦に行く、勢力を持った知識ある集団。
    意見の食い違いで、一瞬でこの世から去っていく人。身分を変えて生きていく人。誰でも独りで生まれて来た訳ではない、子孫として生を受け、歳をとり、また今に繋がる話、という事か。
    天狗党の人は顔を白くしてたり差別化してたように見えたが、初見では人間関係の構造を把握していくのに一苦労だった。
    こんな複雑さが見える舞台を繋げてくれる奈生子、彼女視点で見ていたのでなんとか話について行けた気がするw。
    公演終盤にもう一度見るので今度は違った見方も出来ると思う。

    小野さん、大鷹さん、白石さん、小日向さん等風格ある貫禄芝居。
    もともと好きな役者さん達でもあるけど、横田さん、小松さん、古館さん好演でした。

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    2013/05/10 13:07

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