サクラにままごと 公演情報 劇団「14歳」「サクラにままごと」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    やりたいことがやれる喜び!
    第2限目に比べると、第3限目は学芸会風でした。

    ネタバレBOX

    全体主義で自由がなく、お国のために死ぬことが尊いと教えられ、14歳で隊を組織され戦闘の最前線でちょっとした時間稼ぎの盾程度の役割しか担わされずに理不尽に死んでいった少女たちのやりたいことをやりたいという思いが桜の精になり、やる気を失くしかけた中学生や最初の一歩を踏み出せずにいる中学生に自分たちの思いを伝え、背中を押してあげる話。

    あるいは、バドミントン部をサボった少女やバドミントン部に入りたいのに言い出せない少女が学園にある桜の木の下で居眠りをして、漠然とした不安や願望などの潜在意識に基いた夢を見て、目覚めた後には中学校生活を楽しもうと少し前向きになる話。

    14歳で死んでいった少女たちの時代背景は戦国時代のようでしたが、白虎隊の時代のようでもあり、戦時中のようでもありました。

    毎年、あるいは何年かに一度は桜の木の下で居眠りをする中学生がいるのでしょう。そして、そんな中学生に思いが届けばいいですね。

    ところで、歌は今一、敵は切られても立ち上がるので、深手を負わさないそういう少女趣味的約束事の戦争なのかと思ったりもしました。

    安易な敵兵の使い回しが特に気になりました。敵兵といえどもアンサンブルではなく、これまた目立つ子がいるので、死んだはずなのに同じ三人組が何度も出てくるのは本当に不自然で、学芸会と思った所以はまさにここでした。

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    2013/05/05 10:41

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  • 参考になりました。私はこれからこのさくらままごとを見に行きます。

    こういうお芝居ってネタばれても、人間がやっているものだから

    また別の感想なりもあると思います。

    見てきたら、私の報告するつもりです。

    2013/05/05 10:50

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