てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて 公演情報 マームとジプシー「てんとてんを、むすぶせん。からなる、立体。そのなかに、つまっている、いくつもの。ことなった、世界。および、ひかりについて」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    Cプログラム
    マームとジプシーの観劇は2作品目ですが、改めてリフレインの魅力に引き込まれました。自分にとってグッとくるシーンが、少しずつ変化しながら何度も何度も繰り返されるのは、すごく贅沢な気持ちになります。いつまでも見ていたくなりますし、すごく物語に共感しました。

    ネタバレBOX

    点とはなんでしょう?と劇中に問いかけられるシーンもありましたが、記憶であり、場所であり、時間であり、色々な解釈が出来るなと思いました。そうした点と点が結んで出来る空間は、個々人にとって唯一無二な世界でありながら、並列世界として無限に広がっていくなと思うとワクワクしました。「9・11」や「3・11」について語られる時に、役者さん達が片足をあげて非常に不安定なポーズで発話する姿は、私達の日常もある日突然足を踏み外す危うさを秘めていることを体現しているのかなと思いました。上演中にリアルタイムに、事前に用意した映像と、リアルタイムの会場の映像を切り替えながら進行する演出も、観客の私達の視点を様々な大きさ、角度に変えて見えて刺激的です。前回見たのが、「Kと真夜中のほとりで」で非常に役者の肉体を酷使して表現する公演だったので、今作は比較的静かな公演だったなと思いましたが、やはりリフレインの魅力は十分楽しめました。

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    2013/05/03 02:35

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