満足度★★★★
硬質で上質な。作家と登場人物の蜜月の関係を、実際の作品を軸に語り進める。本当にクレバーな作品であると同時に、かなり野心的な作品だ。硬質で上質なメタフィクションを観られたことは本当に至福である。だからこそ、問題点を俳優陣に振ってしまいたくなるのだが、仕方あるまい。それこそ、大御所を揃えても恥ずかしくない戯曲がここにあるのだから。腕に自信アリの男性俳優に、どんどん出演して欲しい。そして、照明の具合が実に素晴らしい。この作品の陰の巧者である。
ネタバレBOX
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2008/04/28 00:45
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