人魚の薬 -雲の上編 海の底編- 公演情報 たすいち「人魚の薬 -雲の上編 海の底編-」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    【雲の上編(過去)】観劇
    どこが過去なのか分かりませんでした。

    ネタバレBOX

    最初のシーンで無人島に漂着した女性に、私の肉を食べませんかと言ったのが過去なのでしょうか。着物を着ていたのでそうかと思いますが、救助が来る来ないのセリフからはあまり過去をイメージできませんでした。助けが来るとか言った方が雰囲気が出るような気がしました。

    その後は再婚したい父親と戸惑う娘に関する話がメインでした。小学生の娘と、友だちになった少女の二人が本当に子どもらしくて素晴らしい演技だったのですが、彼女たちが少女らしくあればあるほど子供向けのお芝居のように思えてしまいました。過去のこととか、人魚のこととか、不死身の人の存在とか、そんなもの今回の筋立てに必要あったのでしょうか。不死身故の哀しみなど何も伝わって来ませんでした。

    人間の恨みが形を成してできたロボットのような存在に対して、至極当然にカタカナ言葉を使っていましたが初耳でした。時間を止めているはずなのに、勝手にその空間に入っていけるのも意味がよく分かりませんでした。

    未来編を観なければ理解できないとしたらあまりにも不親切で、全体で一本の作品を作るべきだと思いました。

    ただただ、少女役二人の元気さや少女らしさが際立っていたという印象です。

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    2013/04/04 09:19

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