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「捨てる。」 終演!またお会いしましょう!
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エビス駅前バープロデュース「
「捨てる。」 終演!またお会いしましょう!
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★
マッカラン
面白い。
ネタバレBOX
広樹(伊丹孝利)の店に待ち合わせしているという女・尚美(片桐あづさ)がやってくる…。
結婚式の帰りに立ち寄った、史子(田中千佳子)と学生時代からの友人・未散(外山弥生)と史子のいとこ・達郎(竹内尚文)。未散に勝手な史子像を描かれ嫌になる史子とか、史子と関係を持ってた達郎の話…。
ちょっと掴めなかった。なんか傍観してしまったというか。
広島出身で上京後漫画家になった妹・秋恵(佐々木富貴子)と、広島で親の会社に就職した元高校球児の兄・元春(山崎雅志)の話…。
兄と比較され地元が嫌になり、自分が好きな漫画で生活している秋恵と、華々しい野球人生から転落し、母が宗教にハマり、奥さん(マチコ)と別れた兄。どちらも、実家から遠くに行きたいと願いバーで想いをぶつける。人生の浮き沈みとか切り捨てにくい家族のこととかの重いところと、ニヤっとさせられるリアクションとセリフの応酬に満足。コンプレックスを抱えつつも懸命に生きる秋恵を佐々木が熱演してた。なんかかわいい。尚美に漫画読まれるとことか。また、愛するマチコと東京でリスタートしたい元春を山崎が好演してた。マチコに会うのが怖いと弱気な元春と一緒に出て行く秋恵という、上向きな〆もいい。気に入った。
バーの経営者・溝田(岡見文克)の娘だという尚美。荒れた生活をしてた溝田に捨てられ、実母(スミレ)にも捨てられ、おばあちゃんと生活してきたという尚美は、その不幸な境遇から史子らや秋恵らの話をくだらないと一蹴、溝田に恨みを地味にぶつける。今更父親と言えない溝田は、それでも親子だという。もう会わないと出て行く尚美だったが、溝田の連絡先のメモを無くしたことに気づきバーに戻ってくる…。
親に捨てられた娘が父に会う、そんなニガい作品。実際だったらここまで冷静な話になるのか知らないが、二人とも大人だと思う。
てか、ちょっとキレイすぎる感もある。他の2編もそうだけど、優しい作品で人間を否定していない。そこが魅力なんだなと思う。好みではある。
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2013/03/11 23:35
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