満足度★★★★★
何を捨てる?
(ちょっと改訂)
生きていくなかで、「捨てること」、「捨ててるけど実は捨てない」、「捨てない」、そんなことがいっぱい起こる。
なんかそんないろいろな人の気持ちや行動がお話の中で繰り広げられる。
だからとっても示唆深い。
展開としては重い内容もあるのだけど、笑いを入れていて楽しく観られる。
だから、素直に楽しめる人もいるだろうし、私みたいにちょっと重い感じに受け止めることもできる。観る人によって違う印象を与えてくれるのではないでしょうか?
しかし、エビスでは田中さん・伊丹さん・山崎さんはホントにいつも場をつくるのがうまいなあ、と思ってしまう。しかもいつも違う感じで。
(客席に女性が多い気がするのだけど、このあたりに魅かれているのかな、とも思ってしまう)
漫画家も気持ちがびしびし伝わってきたし、
最後のお話は少し涙。
ということで、観終わって、生きていくっていいなあ、がんばって生きていきたいなあ、と思える芝居だった。
おまけ:(9日20時)片岡さんの後頭部についていた小さい白い糸くずにちょっと気をとられてしまった・・・。