「捨てる。」 終演!またお会いしましょう! 公演情報 エビス駅前バープロデュース「「捨てる。」 終演!またお会いしましょう!」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    何を捨てる?
    (ちょっと改訂)
    生きていくなかで、「捨てること」、「捨ててるけど実は捨てない」、「捨てない」、そんなことがいっぱい起こる。
    なんかそんないろいろな人の気持ちや行動がお話の中で繰り広げられる。
    だからとっても示唆深い。

    展開としては重い内容もあるのだけど、笑いを入れていて楽しく観られる。
    だから、素直に楽しめる人もいるだろうし、私みたいにちょっと重い感じに受け止めることもできる。観る人によって違う印象を与えてくれるのではないでしょうか?

    しかし、エビスでは田中さん・伊丹さん・山崎さんはホントにいつも場をつくるのがうまいなあ、と思ってしまう。しかもいつも違う感じで。
    (客席に女性が多い気がするのだけど、このあたりに魅かれているのかな、とも思ってしまう)

    漫画家も気持ちがびしびし伝わってきたし、
    最後のお話は少し涙。

    ということで、観終わって、生きていくっていいなあ、がんばって生きていきたいなあ、と思える芝居だった。

    おまけ:(9日20時)片岡さんの後頭部についていた小さい白い糸くずにちょっと気をとられてしまった・・・。

    ネタバレBOX

    「もみまん」はつぼった。ほんとにこんな略し方をするのだろうか?

    親子編、名前を言ってしまうシーンは観ているほうも「あっ」と声が出るぐらいハッとした。紙を落とすのもごく自然でした。

    欲を言えば、最後のシーン、できればもう10秒多めに観たかった。
    娘がメモがみつからなくて困惑している姿、父親がそれを感じているところ、もう少しだけ余韻がほしかった。

    (おまけ)
    自分が「たかし」なので、芝居で「たかし」くんが出てくるとなんとなく落ち着かない・・・。

    (個人的なコメント)
    終わった後、すごくいい作品なのだけど、自分が「捨て」られてないと思った。
    この作品、2年前観ていて、今回とキャストの方がまったく違う。
    そのため、(話が少し変わってはいるものの)前と重ねてしまう。
    前も、相当よくできたものだったから余計に。
    (別にどちらがいいといっている訳ではなく、両方すばらしいから更にという意味で)

    また、最後の親子編は、「ライ・トゥ・ミー」とやっぱり重なってしまう。
    しかも「捨てる。」は2年前みた成川さん+権八さんの芝居が強烈でイメージが残っていることもあり、なんだかいろんなものが混ざった感じがしている。

    イメージがごちゃごちゃになるのは自分の悪いクセなので直したい。

    もう1回観るときは、たぶんスッと入ってくるように思える。時間作って飛び込む予定。

    0

    2013/03/09 23:17

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大