宇宙での下心。
男A「『男が絶滅した未来の地球人、女6人がY染色体を求めて宇宙へ旅に』、なんて肉食系女子も進む所まで進みましたね」
男B「えっ、肉食系女子って、主に渋谷で男を刈る民族だろ~?槍とか持ってさ~」
男A「強い女のことをいいます」
男B「なんだ安心した。じゃあ、未来の地球は街中、和田アキ子だらけだろうな…」
男A「オープニングに流れた『STAR WARS』のパクりは、案外、よくできた映像でした」
男B「そこからの宇宙コメディは、爆笑だったね。航海日誌も担当する井上っていう乗組員、あいつ一体なんなんだ?」
男A「地球船が発見した、異星の男性乗組員でしたっけ」
男B「そうそう。詳しくは説明できないけどさ、井上コーヒーは、マズそうだな」
男A「どれだけ砂糖掛けるんだ、って話でしょう!」
男B「ちなみに俺、マクドナルドのプレミアムコーヒーは旨いけど、スタバのコーヒーって苦いしダメなのよ」
男A「缶コーヒーのbossしか飲まないから分からないです…」
男B「その比較でいけば、井上コーヒーの方が まだ旨いかも。その代わり、人体に与える効果は絶大でよ。唐沢寿明も、きっと言うぜ。『違いのわかる男……、あっはっはっは……あれ?、笑いが……あっはっは……』」
男A「井上コーヒー、毒キノコかっ!」
男B「合コンのシーン、男女の神秘性を感じたのは俺だけ?」
男A「いえ、確かに、二十歳超えの初異性に出会った時、人はああいう表情するのだと思いました」
男B「ブルドックの雄には同じ反応しねえよな」
男A「えっ?、まあ…」
男B「社会的な立場と、女(男)としての本能の葛藤は、普遍的なテーマかもしれないね」
男A「宇宙コメディでありながら、演劇の古典という…。純愛の世界っていうんですか。人類の普遍的なテーマですよね」
男B「でも、ダサい奴、2人いたろ。それに比べて、美人船長のドレス姿、見たか!俺も参加したかったな~♪」
男A「下心も人類の普遍的なテーマですか。」