満足度★★★★★
ぜつぼうした!「顔」がテーマなのだから、それなりの覚悟していた。にもかかわらず、三浦大介は物量的にも質的にも軽く上を越えてきた。暗澹たる気分になる、のにずっと見続けていたい欲望もある。例え笑っていたとしても、同時に酷く怖くなったりもする。あっさりそういった倒錯が起きてしまえるのは、圧倒的な作品力からだろう。その露悪ぶりは想定していっても圧倒される。それは、近しいテーマであればあるほど、威力を増す。半端ない。とりあえず、しばらく鏡でまともに自分の顔を見ることはできない。
ネタバレBOX
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2008/04/09 12:29
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