「テヘランでロリータを読む」 公演情報 時間堂「「テヘランでロリータを読む」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    テヘっ、分かラン
    素舞台らしい素舞台だと思いました。

    ネタバレBOX

    時代によって本の読み方が変わる、確かにそう思いました。特にイランでは、1995年のテヘラン、1977年のテヘラン、2013年のテヘラン、体制の違いによってより顕著なのでしょう。

    黒いチャドルの彼女たちを見て、何の違和感もなく、イランだったらそんなものだろうと思って観ていました。それが、現在はカラーのスカーフで髪の毛が見えてもいいとは…、驚きました。1995年のイランと現在のイランを混同してはいけないということです。

    カラーのスカーフが許される国もあれば、許されない国もあるのでしょう。放送大学で高橋先生の番組を時々見ますが身につかないものです。ああ、イスラムを百葉一絡げで考えてはいけないとつくづく思いました。

    自分の家族が変なセミナーに通いだしたら嫌だし、見守る男たちは複雑です。

    彼女たちのほとんどは国外に脱出してしまい、ここに登場しない大多数のイラン国民の意向で少なくともスカーフはカラーになったわけだとすると、こいつらの果たした役割は何なんだ、テヘっ、よう分かランでした。

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    2013/01/26 11:57

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