発表~いま、ここ。~ 公演情報 趣向ワカヌ「発表~いま、ここ。~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    いい夜
    チケットプレゼントにて鑑賞。面白い。

    ネタバレBOX

    「いま、ここ。」
    オノマリコ(若林えり)とモスクワカヌ(百花亜希)が喫茶店で駄弁る…。
    人間ってスゴイよと豪語する武闘派なオノマと呪い系のモスクワが、演劇でどうしたいのかを熱心に、冷静にダベる所信表明な作品。作中でも言ってたように恥ずかしいけど、大切だなと。

    「いつかあなたはここにいて、わたしはいつもそこへいく」
    ノンフィクションライター(浅見臣樹)が被災地の工場で会った女性(梶野春菜)から話を訊いて作品を書き上げる…。
    女性の祖母(今野真智子)が夫(息子?)を戦争で亡くし、言葉もしゃべれず、女性の同居の誘いも断り、津波で帰らぬ人となる。女性は祖母を置いて逃げたことに罪悪を感じる。そんな悲惨な「事実」を作品にするって行動の意味を問い、そして肯定するってふうに感じた。

    「ヤギさんと永遠」
    男(巣山孝幸)と女(米澤慧美)が、手紙食べちゃったヤギさんから永遠に想いをはせる…。
    「永遠」なんて宇宙の果てなモノと、男と女な身近な関係をミックスさせた作品。結婚している女と男の間の始まりと終わりを想像させる。

    「三月十一日の夜のはなし」
    中野で飲食店を切り盛りする女(斉藤まりえ)の3/11を描く…。
    震災を扱った知人の舞台に興味なく、寝ちゃったと告白する、一般庶民な女性を斎藤が好演。震災を「東京で」体験した人の心の中を、サバサバと表現する快作。
    非常時独特のテンションを「いい夜だった」と省みるところに、当時目にした「不謹慎」って言葉よりも愛着が湧いてしまった。いい作品だった。

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    2013/01/19 23:52

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