隣の屋上は高い 公演情報 多少婦人「隣の屋上は高い」の観てきた!クチコミとコメント

  • 日常で起こる不条理劇
    とあるビルの屋上に集まってくる男女の物語。

    それぞれが抱えている事情が浮き彫りにされるが、有機的には結びつかず、すれ違っていく。

    それもまた大都会に暮らす人間関係の縮図なのかもしれない。


    平凡な日常の中で起こる不条理劇のような芝居。

    ネタバレBOX

    ビルの屋上の使用管理をしているらしき宮島みほいの正体不明ぶりが面白い。

    いったい、なぜ、彼女が屋上使用権を握っているのかよくわからないが。

    フリーターに見えて実は弁護士の山村遊哲が作・演出の酒井雅史そっくりの芝居をするなと思って、聞いてみたら、かなり細かく演出をつけたのだそうだ。

    分身のようだった(笑)。

    はっきりしたストーリーはない群像劇で、ずっと不協和音を聞かされてるような感じ。独特のゆるさがあるが、途中の余白

    が間延びした冗長さを感じる場面もあった。


    この劇団の芝居のスタイルを知らない客は戸惑うのではないだろうか。




    小林が突然「隣のビルの屋上がこのビルにつながっているのおかしくないですか?」と言い出す。

    劇場の構造がそうなっているわけだが、観客としては「2つのビルの見立て」で芝居を観ているので、いきなり現実に立ち返ったような


    かえったようなセリフが出てきて面食らった。それが謎解きになるのかと思ったら、そうではない。

    側面は高層ビルという設定なのだがそれも「ここの壁、こうなってるのかしくないですか」などと言う。

    笑いを取るためなのかどうか意味不明だった。

    小林が「就活中」と強調する割に、いつもふわふわしたルーズな普段着にリュック姿でやってくるのも不自然な気がした。


    芝居とは関係ないが、隣に座ったよく劇場でみかける業務観劇人らしき男性が、最前列なのに、時々、いびきをかくのと、

    飴を噛む音がとても耳障りだった。


    こんな狭小空間で勘弁してほしい。寝るなら後方の隅に座ればいいのに。








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    2013/01/09 11:06

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