泳ぐ機関車 公演情報 劇団桟敷童子「泳ぐ機関車」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    劇的なるもの
    私は「桟敷童子」初心者(昨年の「改訂版軍鶏307」から)なのだが、今回も感じたのは、現実と虚構の狭間で揺られながら夢を見ているような気分になる舞台だということ。我々観客は「より劇的なるもの」、「演劇でしか成し得ない何か」を求めて劇場に向かう。「桟敷童子」の舞台はまさにそれを眼前に浮かび上がらせ示してくれる。それがこの劇団の大きな魅力になっているのではないか。(初心者なのに大層なことを言いました。)脚本、演出、美術、音響、照明、その他諸々のスタッフワーク、そしてもちろん役者の演技、すべてが揃ってこの至極の舞台「泳ぐ機関車」を観る事ができたと思わずにいられない。この時代に生きて、この劇団の舞台を観る事ができる幸せをしみじみ感じる次第である。

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    2012/12/20 01:25

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