水と木と土と空と
生や死に対する物凄く強い執着パワーを感じて、おいおいどこからそれは来るんだと怯える。
一瞬一瞬の「かけがえのなさ」みたいなものをなんとか体で切り取り発しようとすると
自然と死に目を向かざるを得なくなるのかもと思い、
老いて死に進んで行く体を、なんとか停止させようと、永遠の生を感じようと、
でも決して停止はできないから、力強く停止しながら生きよう、死にむかって攻撃的に停止しながら生きよう。
みたいなものを感じた。
人はどこまで切実になれるのだろうかと、いま自分のまとっているものが全て必要ないんじゃないかと、心がゆっくり落ちていった。
子供が地団駄を踏んでいるように表現していて、みんなで一斉に変顔したりとか、ドキッとする。
あんなに切実な変顔を見たことない。