ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート ~日本スペシャルヴァージョン~ 公演情報 梅田芸術劇場「ウィーン版ミュージカル エリザベート20周年記念コンサート ~日本スペシャルヴァージョン~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    最高のキャストで、堪能しました
    5年前に観た、ウイーンキャストの「エリザベート」より、更に磨きが掛って素晴らしい舞台でした。

    何しろ、マヤさんのエリザベートの歌唱が文句なし。

    ルカスさんのルドルフには、また泣かされました。

    シアターオーブは、先日も思いましたが、後方の席の方が見易そうです。

    前列は段差がなくて、観難いそうですし、2階席は、手すりが視界を遮るそうです。

    どうも、最近の新劇場は、観客視点で建てられていないようですね。

    ネタバレBOX

    何度も観ているミュージカルなので、ストーリーも展開も全て頭に入っているため、字幕を観ずに、舞台に集中することができて、幸いでした。

    歌唱力や、演技力は、皆さん、実力者揃いで、申し分なく、堪能できましたが、ただ振り付けに関してだけは、宝塚バージョンとそれに則った、東宝バージョンの方が、美しい所作が勝っているように思いました。

    どなたが、字幕の歌詞を書かれたのかはわかりませんが、人物造型の点においては、小池さんの訳詞より、深みを感じて、各人の立場や思いが鮮明に描かれていたように思いました。

    2幕で、エリザベートが、有名な絵の構図さながらに、額縁から立ち現れる場面、ゾフィー達が、フランツの気持ちをエリザベートから逸らせようと画策して、娼婦館に誘う相談をする場面の、馬の小道具が、とても斬新で、目を奪われました。

    トート役のマテさんが、ややお疲れ気味に感じれたのは、ちょっと残念でしたが、最高のメンバーの「エリザベート」を拝見できて、ミュージカルファンにとっては、至福のひと時でした。

    ルキーニの歌の最中に、突然、字幕の文字が消え、どうしたのかと思わせておいて、その部分、日本語で歌ったりと、サービス精神もある、和やかなステージに、胸が熱くなりました。

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    2012/10/31 01:34

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