Another×Other 公演情報 PROGROUND「Another×Other」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題468(12-211)
    17:00の回(曇)。16:30受付、開場。こりっちで予約しようとしたら締め切られていたのでメールで問い合わせ、予約。KASSAIの3階、初めての場所。舞台は...マンションの一室でしょうか、下手はテーブル、上にはノートPCとTVのリモコン、ソファ、下にはラグ。手前に姿見、TV、スピーカ、時計、サボテン、霧吹き、ティッシュペーパー。奥はクローゼットかな。中央に入り口(ドアなし)、右に行くと玄関。上手にはベッド、パンダのぬいぐるみ、横にカーテンがあり、外はベランダ、床はフローリング、加湿器が置いてある。母(竹井さん...震災の翌日「真っ赤な~」をみているのですが、席が後ろだったのでよく見えませんでした)、長女(葉湖芽さん...ロ字ックで)、次女(岡野さん)、この母と姉妹のぶつかり合い、肉親だから出てしまう激情と思いやり。ここまでのものはそうそうお目にかかれない、それが「旗揚げ公演」で、目の前に。16:56前説(場内アナウンス)、17:01入り口が閉められ、17:02暗転~18:14終演。終演後、主宰の嶌さんに感想をお伝えする。またひとつ見逃せないユニットに出会ったのでした。やっぱり、外へ出て劇場に足を運ばナイト。

    ネタバレBOX

    最近、女性の強さ(と弱さ)を描く作品が多い(そういうのを選んでいるからか)、男はどうしても添え物的。3人の女性、世代、想いが違い、感情が高ぶるシーンが多いのに、冷静にお話を続けていく。驚くほど自然で、こちらの感覚に直接響いてくる。仕草さや視線だけではなく...役を自身の中に取り込んでいるから出てくるもののようにしかみえない。

    「性」については、世代、地域、社会、家庭、情報...いろいろな考えがあり、答を求めようとはしないのだけど...それは「教育」でもそう。

    劇中「スカボロフェア」がギターのインストで流れ、3人が見る映画は「卒業」、終演とともに聴こえてくるのは「Can't Help Falling In Love」、愛さずにはいられないのですよ。

    ちょっと気になるのは...「不倫」、男が妻帯者の場合(本作品の設定)、なぜそうなってしまったのか..男女というのはそういうものなのか。

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    2012/09/17 21:37

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