【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君 公演情報 ロロ「【13日(月)14:00追加公演ございます】父母姉僕弟君」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    カオスな旅
    劇団初見。お目当ては客演で柿喰う客の葉丸あすかさん。
    ロードムービー調ということで作品自体の期待も。

    ネタバレBOX

    キッド(亀島一徳)は、妻の天球(島田桃子)を喪って、
    生前話していた出会いの場所を行く約束を実行する。
    頭の中の記憶は出会いに向かって遡りつつ、
    道中、奇妙な面々と出会い別れる。

    キッドの一見ドライなようで、実は不器用だけど、
    妻の天球が本当に好きであるところ、
    天球の全てが天使のようでありながらも、
    夫に対して見せるワガママが、一人の女性らしさを
    感じさせるところが良かった。

    仙人掌(望月綾乃)は、どんな環境にも適応する都合のよい女で
    この複雑でつながりのないエピソードや登場人物たちを
    つなげる基点となっていた。

    序盤は、ダディーマン(内海正考)が不条理全開パパぶりで突っ走り、
    兄弟の兄、重樹(篠崎大悟)によるパワープレイのノリ突っ込みで
    中盤以降、キハチ(田中佑弥)と園絵(葉丸あすか)、電源(多賀麻美)が絡んできて
    よりカオスな感じになっていく。

    葉丸さんのコミカルでインパクトのある動きで
    一番コメディパートをけん引していた。
    田中さんは、中フラで一度観ていたが、
    勘違いしたら止まらないキャラがよりパワーアップしていた。

    たらい落としや壁破り、「We are the world」の流れはおかしかった。

    ラスト、膨らんだ物語が終息し、一つの旅が終わる。
    壁をぶち破るシーンで目が覚めるようなインパクト。
    天球と出会ったキッドは、そこから一人再び次の旅へ進む。

    人生は旅。ここで流れる「オー、シャンゼリゼ」が旅の御供に心地よい。

    *************************************************
    2回(8/8夜、8/12夜)観たが、
    最初は書評家の豊崎由美さんと劇団主宰の三浦さんとの
    アフタートーク。

    実際、色んな話を詰め込み過ぎて長いとも思えたが、
    三浦さんの話を聞いて、興味・関心・好きな本の要素が
    全て入っていたんだとある意味納得。
    舞城王太郎の作品がお好きなようで
    その作風が本作に影響を与えているとのこと。
    豊崎さんからも読書センスを絶賛されていた。

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    2012/08/14 17:21

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