MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて) 公演情報 MU「MY SWEET BOOTLEG(ご来場ありがとうございました!御感想お待ちしています!次回は10月上旬、同劇場にて)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    萌え
    コレドは初めて。ちょうどいい雰囲気の会場で気分良かった。駅から近いし。
    公演時間80分弱もちょうどいい。値段も手頃で平日夜公演にぴったり。

    ネタバレBOX

    女にふられた反動でゲイの道に入り込んだ、マイナーな漫画家・室田(古屋敷悠)の漫画キャラを、同人作家のミカエル(大久保ちか)がBL本に扱い、キレる室田だったが、意に反してBL本はヒットする。そんなBL本を無視できず作品を見失う室田は、逆にミカエルからネタを取ろうとする…。

    オタク(腐女子)であるミカエルとか尾山先輩(両角葉)とかが、イメージするオタクとちょっと違うような印象。セリフがオタクっぽいのに、雰囲気がオタクっぽくなくちょっと気になる。序盤はそんな感じでちょっとタルいけども、室田vsミカエル・尾山あたりから面白くなった。
    室田をフった過去の女に似ているという、ミカエルの妹で非オタクの結花(鈴木由里)との終盤のやりとりは見ごたえあった。心に傷をもつ室田を見抜き、「同属嫌悪」で「無視もできない子供」と一刀両断。ここらへんいい空気だった。
    室田と恋人のような関係にあるマスター(吉岡そんれい)が、室田の心変わりからミカエルらを敵視し、暴行を加え店に戻ってきたところを室田から指摘され幕が降りるのだけど、ちょっと味気ない感じがした。コミケ出店もなくなり、ミカエルは男と逃げ、室田も結花もマスターも傷つく、アンパッピーな話なので合っているのだけど。

    オタク要素での表面的な笑いに終始せず、オタクの性質を掘り下げたり、人のつながりを描いたりと面白い台本だった。スパイスの効いたセリフもあったし。

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    2012/07/24 23:54

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  •  感想ありがとうございます。MUの制作の者です。

     作・演出のハセガワ曰く、オタクというものがフィクションの世界では記号的に扱われがちなのに疑問を抱き、ああいったオタク二人の描き方をしてみたそうです。
     作中でも述べているとおり。最近ではオタクと非オタクの境界がなくなってきている、ということなのでしょうか。
     そのあたりについてはハセガワ自身によるちょっとした解説があったりしますので、よろしかったら公式ブログなど覗いていただければ、観劇後にさらにお楽しみいただけると思います。

     http://production-blog.mu-web.net/


     ご来場ありがとうございました。

    2012/07/27 23:01

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