満足度★★★★
不思議な世界
眠れる骸には『人と国の命を左右する』力が宿っており、守人はその骸の莫大な力を恐れ、木に封じ込めて二度と力を手に入れさせないために守人がその骸を見張っていました。
そこに国を追われた巫女と人に仕える鬼の末裔と骸を守護する火の女神の子がそれぞれ、自分の願いを聞き入れてもらうために、北の果てに訪れます。
その3人の煮えたぎる火が骸の好物で、火とは、人の心に宿る想いの事です。骸(御影)は火を頂くことでその強大な力を手に入れ、御影は解き放たれ自由になってしまいます。
3人の想い、御影、守人の三様の思惑と業が交差しこの世の果てが繰り広げられることになる・・・・。
ファンタジーというあらすじだったから、もうちょっと、美しい物語を連想していた。
ところがどっこい!
いあ~、実に怪しい。。(^0^)
目眩を感じるほど怪しい。。
もしかして・・・妖怪の宴でも始まるのかとあまりの怪しさに鼻から血を噴出す位の勢いで、御影(中川朝子)は死体を数えるような陰気な声で『異国からの漂着神』を好演してました!
神鬼を表現した美しいアニメの世界をほーふつとさせる衣装や演出は漆黒の世界から舞い降りた夜叉をも仰け反るお姿で、ワタクシの脳みそに蔓延するアドレナリンは史上初、記録された事のない莫大な量に達したのでした!
バレエ・ダンスで織り成す表現はやはり芸術性溢れる。という言い方が一番適当かと思われ、幻想的でもあり神秘の世界を作り上げていましたね。。
しかしながら、照明と音楽をもっと演出した方がより完璧に見せられ、小さなステージでもそれなりに大きく見せる場面はあるかと。。
ついでに言うならば、セットももっと怪しげなセットの方がより、効果があったと思う。
荒神の骸は、本当にそのように見えて鬼にも蛇にも夜叉にも見え、その演技力には賞賛する以外、ないのでした。
2008/02/25 18:21
みえそでみえない!むむ?!胸がもしかしたら見えちゃうんじゃあないのっ!?
っつーくらいの大興奮!(とりあえずワタクシ、オンナ)
背中に至っては、衣装はないと考えた方が宜しいかと。。
だったら、自分のを見ろよ!って話だけれど・・ところがどっこい、人様の胸と背中だからいいんです。
自分のは見慣れちゃってて、まったき興奮しません!(って・・どんだけの会話なんでしょ。)
怪しさ満点の衣装とストーリーと踊り。。
中々、観甲斐はありました。
セットがもう少し凝ったら良かったのに。。
それだけが残念ですわ。。
舞台女優がバレエを習ってると足の線と動きがでんでんちゃいます!
美しい事、この上ないです。。