満足度★★★★
すてきにバカ
地獄のミサワ風の決め台詞がちりばめられているなかで唐突にミュージカル。しかも歌の上手い人がひとりで他は微妙。
だが、それが素敵。
昔、いろいろと揉めたり面倒くさかったりしたシーンで、話し合うのもいやになり「人生のこういうシーンこそミュージカルになればいいのに。みんな主張は歌い上げ、オーバーに踊りまくればいいよ。そうしたらもめ事も悩みもなんか楽しげでいいじゃん」と提案したら即座却下されたことを思いだした。
たのしかったです。
たのしかったけれど、思い返したらかなり痛々しい話ではある。
そういう部分も素敵でした。嫌な奴とか弱虫とかちいさな奴とか痛々しい話こそ、笑いとばしたいよね。嗤うんじゃなく、笑いあげたいよね。
いいミュージカルでした。
ところで私は部長(あらため社長)が大好きでなりませんでした。無駄にキレのいいダンス!