15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!) 公演情報 Mrs.fictions「15 Minutes Made Volume11(ご来場ありがとうございました!!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    愛があふれる
    6つの作品とも、根底に流れる愛を感じました。地図を頂けたおかげで、まだ見ぬ素敵な劇団を発見できました。感謝です!

    ネタバレBOX

    「工藤、笑って!」
    爽やかな学園恋愛モノ、の中に女子のあざとさが見え隠れ。今どき男子がリアルで面白かったです。女子も男子もお互い傷つけあってるようでいて、どこか「ごっこ」ぽく軽くて滑稽で。山田みたいなおばさん、職場にいます(笑)

    「love」
    セリフはほとんど意味不明でしたが、種(?)が降ってきたところと、最後に大きな布で舞台上の役者さんを丸ごと包んでリボンをつけたところで、うっすらと謎の感動を覚えました(笑)。脈々と受け継がれる愛だよ、大きな愛なんだよ!みたいな感じ・・でしょうか。

    「お父さんは若年性健忘症」
    最後に、夫と出かけるお母さんが娘に放ったセリフ「うらやましいだろー」が絶妙。
    今でも脳内をリフレインするくらい。たった一言にこれほど愛を込められるものだとは。。お母さん役の方の声のトーンが本当に素敵でした。

    「散々無理して女だった、女だったのに」
    いったい「女」は何歳まで「女」でいられるんでしょう。自分から白旗揚げたくはないけど・・・ふっとよぎる弱気な「女」のあずきさんの表情が、切なカワイかった。あずきさん誘って一緒に日本酒飲んで愚痴聞いてあげたくなりました。

    「八坂七月 諏訪さん九月」
    堀越さんの立ち姿の美しさと色気といったらもう。。言葉のリズムが綺麗。作品名を声に出して読むだけでも既に美しい。台詞の間が素晴らしく、響きが心地よく、見えない情景までもがくっきりと浮かびました。日本語の力ってすごいなと思いました。

    「キック・オフ!!」
    理屈抜き、頭真っ白にして楽しめました。男子校の文化祭で超ハイレベルな出し物を観ちゃったよ!みたいな高揚感。女子高生に戻って黄色い声援送りたかったなぁ(笑)

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    2012/06/10 22:03

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