満足度★★★★
露悪的趣味全開
二人の作家それぞれが持つアクの強い味とコラボしたことによって生じた臭みがが存分に発揮されている舞台でした。
静かに狂っていると言うか腐っている人たちが良いですね。
一話目の登場人物のわざわざガムを噛んでから拝む不謹慎さ、四話目の登場人物の台詞「勿論後から謝るんだよ」と言う無自覚に腐っている所とかダメだなあと思わせる感が絶妙でした。
見終わった直後は気分が高揚していて気づかなかったが、冷静になって振り返ってみるとおかしな所が全く無いわけでは無いのですが、短編のスピード感と視覚的に衝撃のある演出が文字通り目眩しになっていてテクニックとして素晴らしいです。