軍鶏307・改訂版 公演情報 劇団桟敷童子「軍鶏307・改訂版」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    なけなしの涙が絞りとられた
    等身大の人間が時代の大嵐に飲み込まれながら生きていく、再生と復興の物語。
    主役のメンドリさん役の方の迫力に飲まれました。
    舞台美術のすごさに口が変な形に半笑いになりました。

    気づいたら泣いてました。
    スカンピンに乾いてた気がした私のハートですが、ぎゅうぎゅうと力尽くで絞られて、涙がほろり。まだ数滴流れるくらいにはウェットだったかと思いしらされた。

    2バージョンあって日によって演じ手の役者さんたちが違うようです。

    ネタバレBOX

    私の知らない戦争。
    でも祖父母の語りという伝聞で知っている戦争。
    個人的に弱い「親と子の物語」「母の愛」が盛り込まれていてツボをつかれて泣きました。

    大変な時代を経て、戦後になり、祖父母たちが必死で守って、育んでくれた私たちのいまの日本はこれからどこにいくのかな。
    いい方向に向かえるように、私たちがしっとかりしないとな。

    そんな気持ちになって、物語を噛みしめて、夜道を帰りました。

    0

    2012/05/14 23:06

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大